#参考になるか分かりませんが
#たまには理論を用いて
先日、指導の研修に行って来ました。その中で、家でもチームでも、どこでも使えますという理論を教えて貰ったので紹介します。
まったく違う領域での研修でしたが、この研修を聞いていると子供とのやり取りにも使えそうだなと思いました。
人はどんな人でもその人なりの出来る力を持っている 事を信じること
どんな力を持っているのかをアセスメントすること
〇発動性の発揮 発動性とは、人間にはだれでも等しく「発動する力」を持っており、
「全体的な自己充実したありよう」と定義する。
近田敬子:成長し続ける職業人であるために
発動性の発揮→前向きな情緒の安定
承認の充足 所属感の保証 安全の保障
これを具体的に伝えていくと、どんな人にも「なんとかしていこう!」という、前向きなエネルギーは等しく持っている。そのエネルギーを外に発揮させるためには、前向きな安定した情緒が必要と。「よし!やっていこう!」と対象者が思えるためには、情緒が安定していることが大事で、その中で承認の充足、所属感の保障、安全の保障をすることが必要と述べています。
では、承認の充足とは、どんな状況かと説明すると何かを行ったときに結果はどうあれ、「頑張ったね」とか、行ったり答えたりした事象に対して「そう、それ大事ね。良く気付いたね」などの認めてあげる声掛けをしていくことだそうです。
次に所属感の保障とは、「あなたはここに(このチームにとか、グループにとか)大事な人間なんだよ」ということを伝えることだそうです。
最後に、安全の保障とは“何をやっても大丈夫。私はあなたを危険に及ぼすことはない。守っていくよ。大丈夫だよ、そこは私がカバーするからやってごらん”と言うように、行ったことに対して暴言や暴力や非難されるようなことから守るよということを伝え、安全を保障することだそうです。
現場のことは、監督やコーチが部員の指導をしてくれています。そこはお任せするとして、試合でミスをして家に帰ってきた時、ナイスプレーをして帰ってきた時、どんな状況でも、彼らが伝えてきたことに対して、まずは耳を傾け、そして認めてあげることが大事なのかなと思いました。おいしいごはんを用意して迎えてあげる。大丈夫だよ。と伝えてあげる、そんなことで、彼らは、その日を振り返ることが出来るのかなと場面を変えて考えてみました。
振り返りができたら、自ら考え、自ら動いて、行動していけるようになるそうです。自ら、わかると自ら動くことが出来るそうです。この時こそが、成長なのかなと思います。
大学教授が言っていました。学生が困ったときに、答えを与えたり、指示を出したりしていると、指示を出さないと動けない人間になってしまうと。
野球というスポーツを通じて、部員達も考える機会を色々な場面で与えられます。「自分で考えてごらん」「どうすればいいと思う?自分の言葉で伝えてごらん」そんな言葉をグラウンドで聞くことがあります。グラウンドの中で、部員達は一つ一つのことを考えながら、動こうとしています。自宅で声掛けをするときにも、ちょっと理論のことを思い出す瞬間があってもいいかなと思い、記載してみました。
上記写真は先日、舞鶴小スポーツ少年団さんと練習試合をさせていただいた時の写真です。練習試合後、バッティング練習もして頂きました。貴重なお時間を作って頂き、有難うございました。
石田野球スポーツ少年団では、現在部員を募集しています。野球を通じて、子供たちの成長を感じることができます。一緒に野球やろう!!
頑張ろう石田野球スポーツ少年団!!!!!
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