日曜日に石田地区の運動会があるため、今日は外部練習でした。
6年生が修学旅行から帰って来てやっと一緒の練習。新入部員ももちろん一緒。
みんな揃っての練習でした。
今日の練習で、途中から練習に参加できなかった部員がいました。
グラウンドへ立つ部員達、彼らもきっと色んな感情と向き合いながらグラウンドに来ているのだと思います。そんな部員にキャプテンが声をかけていました。
部員に寄り添い、時に背中をさすり、目を見て部員に向き合っていました。どんな会話があったのか分かりませんが、しばらく一緒に時間を過ごしていました。この光景を見て、やっぱり石田野球部をまとめるキャプテンだなと感じました。すごいなぁと。
その後、キャプテン以外にも、「ボール握ってな」とボールを持ってきた部員、声をかけに来た部員が何人かいました。部員たち、すごいな…と感じた一コマでした。
「うまくなりたい」「打ちたい」「ストライクを取りたい」そんな気持ちを持つことは大事です。その気持ちがあるから、辛い練習を乗り越え、一人の時間に自主練という努力が出来ます。
もう一つ、先述したように自分のこと以外にチームメイトを想う気持ちを持つことが更にチームを強くするのかなと思います。上級生を敬う気持ち、仲間を想う気持ち、年下の部員を思いやる気持ち、そうした気持ちを育むことが石田の部員たちもできるようになってきています。“思いやりの心・優しさ・感謝の気持ち”が育まれているのです。
先日、コーチに言われた言葉、「練習で出来ないことは試合で出来ないよ」まさにこれです。技術もですが言葉がけでも、同じことが言えると思います。試合中、打たれたピッチャーに誰がどんな言葉をかけるか、エラーをしたりファインプレーをした仲間をどう迎えるか…そういうことに繋がってくると思います。自分以外の仲間を大事にできるチーム、いいなと思います。
野球は本当に色々なことを教えてくれます。
土曜日は本当に暑かったです。練習の合間のオフ時間。コーチや会長との癒される時間を部員達は送っています。仲間がいいバッティングをした時に、ホームで抱き合う部員達。仲間の成功を喜べること、すごいことだと思います。
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